PCManFMで壁紙とデスクトップ・アイコンを表示

PCManFMで壁紙とデスクトップ・アイコンを表示
LXDEのデフォルトのファイル・マネージャのPCManFMは、デスクトップ機能(?)ともいうべき機能も備えていて、壁紙の表示とデスクトップ・アイコンの表示が可能です。この記事では、その機能の使い方をまとめてみました
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軽量なLinuxデスクトップ環境として知られるLXDEのデフォルトのファイル・マネージャ、PCManFMですが、意外といろんなことができ、私としては不便だと感じることはありません。デスクトップ機能(?)ともいうべき機能も備えていて、壁紙の表示とデスクトップ・アイコンの表示が可能です。

壁紙の設定

PCManFMで壁紙を設定するにはいくつか方法があるようです。一つはターミナルから次のコマンドを実行する方法です。

pcmanfm -w=<画像ファイル>

または、

pcmanfm --set-wallpaper=<画像ファイル>

しかし、私の現在のシステム(Ubuntu 11.04 + PCManFM 0.9.8*git-6240436419-0ubuntu1)では、この方法がどうも上手くいきません。現在のバージョンでは、このコマンドは機能しないのかもしれません。次のコマンドからGUIを立ち上げ、設定する方法をお勧めします。

pcmanfm --desktop-pref

すると、下の設定ウィンドウが表示されます。

PCManFM - デスクトップの設定

PCManFMのデスクトップ機能をスタート

PCManFMのデスクトップ機能は、次のコマンドで立ち上がります。

pcmanfm --desktop

通常はこのコマンドをXウインドウシステムがスタートすると同時に自動起動させると思いますが、自動起動についてはご使用のシステムに合わせて設定する必要があります。私はOpenboxを使用していますので、~/.config/openbox/autostart.shファイルの最後に下の一行を追加しました。autostart.shというファイルが存在しない場合は、/etc/xdg/openbox/autostart.shをコピーしてください。

pcmanfm --desktop &

これで壁紙が表示されるようになる他、~/デスクトップというディレクトリの中にあるファイルがデスクトップに表示されるようになりました。

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